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人間が生まれて生きている意味がわからないことと同様に、占いも、ある意味「わからない」まま歴史の中で受け継がれてきました。


元々は「星を読む」ところから全ての占いは発祥していますが、ヒトがこの世に生まれ落ちる瞬間は、肉体が形を持ち、脳みそのスイッチが入る瞬間です。
 

その瞬間に、星のバランスの意味が私たちの精神に宿る、という考え方から、「生年月日」による占いというものが「理論の占い」の基本になっています。


現実問題、「生年月日による宿命の傾向」は明確に存在します。


なぜ古代の人たちが宇宙にある星たちの動きを明確に理解し、解析し、統計化できたのかとても不思議なところです
が、現実問題、古代から脈々と受け継がれてきたそれらの理論で人を読み解いたときに、「そうだ」としか言えない答えが出てくる体験をしてしまっている占い師たちは、占いの凄さにいちばんはまってしまっている人種といえるでしょう。


神様が存在するのかしないのか、と同じくらい分からないものが、人であり、占い、なんですが、人には手足が2本ずつあって、という事実と同じくらい、「あなたはこんな人」というのが生年月日からだけで明確にわかります。

これが占いの凄さであり、恐ろしさです。

しかしもちろん、全てが決まっているわけはなく、持って生まれたものプラス現実的に生きていく中で身についたものや考えたこと、教育など総合して人生が決まってきます。

努力でいくらでも人生は変えることはできますが、逆に、変えられないこともあります。

占いは、「変えられないこと」を知ることです。


男は女にはなれません(無理変わる方もいますが、本当に女になってしまうわけではありません)
身長150センチの人が2mにはなれません。

私たちの考え方もそれと同様、星のバランスから、できることとできないことが出てきます。

どれだけ努力をしても、出来ないことはできない、というバランスもあるのです。

それを知ることで、無駄な苦労が減ります。
しなくてもよい苦労をしないで、するべき努力をすることで、自分の方向は生まれてきます。

それがいちばん正しい占いの使い方だと私は思います。

2013年の展望と方位による開運法

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